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Vol.14 星状神経節周りのエネルギーの除去

身体を働かせるための神経系は大別して、『随意神経』と『不随意神経』の二つに分かれます。

随意神経は、本人の意思が通じる身体の部分に関係しています。
 
逆に不随意神経は、本人の意思とはおおよそ関係なく身体を働かせてくれる神経です。
 
また、不随意神経全般は、『自律神経』とも呼ばれます。
 
代表的な働きとして、体温調節や内臓の働きをコントロールすることなどがあげられ、その中枢は脳(中枢神経)に存在しますが、末梢神経から得た情報で活動するため、脳や脊髄の外側にブランチのような中継地点が存在します。
 
その代表的なものに『星状神経節』があり、頸の前側に位置します。
 自律神経のなかでも交感神経(痛み・疲れ・ストレスなどに反応する神経)と深く関係しています。

 

一方、『星状神経節ブロック』という処置があります。
 
交感神経の働きを抑えて、身体の治癒力をアップさせるというものです。要は神経を沈静させて身体を休ませる処置です。
 
『星状神経節ブロック』の効果は実に多岐にわたり、効果があると明文化された病名だけでも200は超えます。病気は、身体が休めないことによって持続するものなので、身体が休めるようになれば効果が上がるのは当然なのですが、この場所の操作が治療として有益なことは実証されています。
 
<その14>では、星状神経節周りにあるエネルギーの除去を行ないます。
 
ここで云うエネルギーとは、感覚神経などのセンサーの働きを邪魔する性質のものです。情報が正確に神経や脳に伝われば、身体は正常に動き出すというのがライト療法の考え方です。お試しください。


 

補足M

ライト療法は、<その14>からちょっと違う次元の治療になります。
 
いままでは内臓の処置が中心でしたが、ここでは『星状神経節』がメインになります。頸に左右一対の交感神経のかたまり(神経節)があり、星のような形をしているものを星状神経節と呼んでいます。
この星状神経節は、頭部、肩、腕などの血液の流れを調節しています。まるで脳神経のように身体活動を左右する神経節です。
 
単純にいえば、神経が集中しているところには『節(せつ)』とか、『叢(そう)』などの名称がついています。
実際のところは、どのような働きをしているのか詳細は不明のようで、解剖学の資料を見ても詳しい記述はされていません。
 
この星状神経節に刺激を与えると痛み止めなどの効果があるため、それを利用した『星状神経節ブロック』という処置が存在します。
つまり理論的な証明はされていないけれども、西洋医学では自律神経の操作のためにこの部位を使います。処置が成功し神経が安定すれば、身体は正常な働きをして頭も正常に働くということになります。
そしてこのセットに効果があるということは、人間という生物は身体だけでなく、脳からの命令系そのものを壊すような多大なストレスにさらされていることを意味しています。

<その14>のセット内の腋の下を塗るときですが、最初は腕前側の力瘤から入って行き、ぐるりと回して後ろの背中側に出るように塗ります。
この辺にある緊張を除去すると、星状神経節が正常に働きやすくなるので、脳と身体の関係も正常性を取り戻します。
 
また、オイルの量はたっぷり塗らなくても、塗った時にかすれなければOKです。