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Vol.17 下垂腎を治す
 
<その17>の処置は、『腎臓の下垂を治す』です。
下垂腎≠ニいう症状が西洋医学にはあり、この症状も含めて効果があるので、表題に使用しました。

下垂腎は、腎臓を支えている周囲の組織が弱いために生じます。
 
特別な症状があらわれないこともありますが、長時間立っていると尿管が曲がって流れなくなり、腰痛やわき腹の痛みなどの症状があらわれることもあります。食欲不振、むかつき、嘔吐、血尿、たんぱく尿、高血圧などの症状も、下垂腎が原因になる場合があります。
 
腎臓は左右に二つありますが、肝臓など重い臓器の荷重がかかるなどの要因から、右腎は左腎と比較して下垂しやすくなっています。
さらに、右腎は左腎に比べて元から腰椎半個分だけ低い位置にあるため、右側の骨盤腔臓器は圧迫されやすくなっているようです。
 
腎臓の働きは『おしっこを作る』が一般的なイメージのようですが、実際は『血液のpHの調整』『血液をつくるホルモンを出す』など、全身に直接影響を与えるような働きをしています。
 
さらに『血液のpHの調整』という働きの時点で、白血球の好酸球や好塩基球などアレルギーに関する物質に、腎臓の働きは反映されることを意味しています。
 
好酸球や好塩基球は、精神的ストレスと関係が深いですから、良く見てみると腎臓は物質としての働きと精神的な何かしらの働きの狭間にある臓器なのかもしれません。

今回の<その17>では、疲労した腎臓を正常位置に引き上げます。
前回の<その16>で肝臓の下垂に対する処置をしてから試してみてください。
正常な位置に戻った腎臓は、正常な働きをしてくれます。



補足P

 東洋医学では、肝臓と腎臓は非常に重要視されていて『肝腎要(かんじんかなめ)』というような言葉があるほどです。
 ですが身体の右側に肝臓があるおかげで、右腎は通常でも左側よりも下がっています。肝臓が大きいため元から低い位置にあり、右腎には、いつも肝臓から圧がかかって潰されているような状態なのです。<その17>のポイントといえるのは、腎臓は酸塩基平衡(さんえんきへいこう)、つまり『血液のpHの調整』に関係しているので、腎臓も相当な精神的ストレスを受けているということです。
 精神的なストレスを感じると人間の身体というのは反応を起こしますが、その代表的なものが白血球の好塩基球や好酸球など、アレルギーに関係するものです。
 ストレスを感じた時点で、やはり腎臓によけいな仕事がかかることになります。
 食べ物を食べた結果を右と左に分けているのではなくて、精神的なストレスで血液が変化してしまうのだから、そのストレスもやはり腎臓がすべて引き受けなくてはならないわけです。その観点でみると、腎臓の調子というのは、その人の精神状態にかなり影響を与えていることがわかります。
 大まかにいえば、ストレスが増えれば、腎臓病が増えるともいえるのです。

 実は、アレルギーは、アレルゲンに反応する事だけが原因ではないのです。
 過去、理由は身体的なことでも精神的なことでもかまいません。ストレスを受けて大量の好中球や好酸球や好塩基球が体内にある状態のときにアレルゲンに触れる経験があると、人間の身体はアレルギー体質に変化してしまうのです。
 例えば、精神的な何かで悩んでいるとき(好中球や好酸球や好塩基球が体内に多量にある状態)に花粉を吸ってくしゃみをしてしまうと、翌年から少量の花粉に触れただけで大量の好中球や好酸球や好塩基球を産生する仕組みができてしまうのです。
酸塩基平衡という仕事を持つ腎臓はアレルギーを治すという点でも重要ということです。